Sound Treatment Series
Sound Treatment Series
STC-USB2.0R3D
Dual Sound Teatment Cable for USB2.0 Digital Audio Interfase
TYPE-A Connector
STC-USB2.0R3D/AB
TYPE-C Connector
STC-USB2.0R3D/CB
STC-USB2.0R3Dは、これまでの設計思想を受け継ぎながらもケーブルの高性能化に伴い旧バージョンのナチュラルな質感とワイドなレンジ感はそのままに、より生き生きとした高品位でビビッドな再生プレゼンスを目指しました。
また、本シリーズよりSound Treatment Unitのアルミブロック切削加工をより高精度化させ表面処理方法も精密研磨に加えてアクリル塗装の表面保護を付して耐環境性能と表面の劣化耐性も向上させました。
トリートメントユニットの内部構造もターゲット側/ホスト側ともにマイクロストリップライン配線パターン、バスラインのグランドプレーンとの分離、回路基板の外部シールドからのフローティング等完全に同一構造としています。
特性確認試験の結果からも明らかなように、データフィールドにおけるデータのパルス波形が改善され、低Skewと相まって音質の改善に効果を発揮しています。
さらに追加ラインナップとしてご要望の多かったTYPE-Cコネクタのモデルも追加し、多様なユーザー層への対応も可能としました。
トリートメントユニット外部精密研磨
トリートメントユニット内部精密研磨
トリートメントユニット外部焼付塗装処理
ニュートリートメントユニット筐体
Eye Pattern 比較
Cable 単体のDivece Eye Pattern
STC-USB2.0R3DのDivece Eye Pattern
DATA Field Skew 比較
Cable 単体のSkew
STC-USB2.0R3DのSkew
[Skew]=高速差動伝送における時間軸特性で差動信号[D+]と[D-]の時間軸方向で発生するズレ
■USBケーブルの選定について
伝送品質と音楽再生品質に対する影響度が最も大きいUSBケーブルは、本製品の性能の中核をなす重要機構部品である点で旧バージョンと何ら変わりなく、トリートメントユニットの構造とベストマッチする構造を持つケーブルが必須となり、以下の観点から(株)前園サウンドラボ製の「Grandio USB2.0」を引き続き採用させていただきました。
①トリートメントユニットは外部筐体がシールドを形成していること。
②トリートメントユニット内部に実装されているMicro Strip Lineと5Vバスラインのグランドプレーンは分離
配置としたPCBとなっていること。
③グランプレーンは、外部筐体のシールド筐体から完全に浮いた配置としていること。
④差動信号ライン(Micro Strip Line)には4N銀線が使用され、半田も銀ハンダを使用していること。
「Grandio USB2.0」は、ケーブルを構成する素線4本全体をシールドする外部アーマーと差動信号ライン2本を
独立してシールドする内部アーマーを有し、二重シールド構造を有しています。
また、共通グランド線は、外部シールドおよび内部シールドから完全に独立した構造となっています。
さらに差動信号ラインに使用されている高純度のOFC導体には銀メッキが使用され、PCUHD導体とのハイブリッド
構造となっています。
こうした構造的な観点からトリートメントユニットと構造的にベストマッチであり、導体の親和性も高くケーブル
そのものが非常に良好な伝送品質を有し、音楽再生時の高品位なプレゼンスが本製品の設計コンセプトともベストマッチ
のケーブルとなっています。
■「Grandio USB2.0」の具体的な構造については下記のURLを参照願います。